なぜ「ベビーカステラ」なのか? EMAnoOKINIIRIが選んだ理由と小さな挑戦

ベビーカステライラスト 出店チャレンジ記録

こんにちは、りょうじろうです。
このブログ「EMAnoOKINIIRI」では、子ども食堂の応援や地域での活動、そして私たちの小さな挑戦をリアルな記録として発信しています。

今回は、私たちが活動の軸として「なぜベビーカステラを選んだのか?」というテーマについて、これまでの試行錯誤や悩み、そして断念した経験も含めて詳しくお話しします。

キッチンカーに憧れたけれど…直面した費用の壁

子ども食堂の運営に携わる中で、ふと思いました。
「キッチンカーがあれば、全国の他の子ども食堂も応援に行けるし最高じゃない?」

各地を回りながら子どもたちに笑顔を届け、週末はイベント出店で活動資金を稼ぐ……そんなワクワクする未来を想像しました。

しかし、現実は甘くありませんでした。

実際にキッチンカーの製作会社に見積もりを取ったり、中古車市場を調べてみると、車両の購入費や内装の改装費用だけで、最低でも200万〜300万円以上の初期投資が必要であることが分かりました。さらに、活動する自治体(保健所)ごとに営業許可を取得しなければならず、それぞれの地域で異なる設備基準(給排水タンクの容量など)を満たす手続きのややこしさも大きな壁となりました。

予算的にも手続きの面でも、当時の私たちには正直ハードルが高すぎました。

奈良県の「チャレンジショップ」での挫折と学び

そこで次に出会ったのが、奈良県内にある商店街が運営している「チャレンジショップ」という制度でした。これは、創業を目指す人が低コスト短期間実際の店舗スペースを借りて出店できる仕組みです。

「ここなら初期費用を抑えて挑戦できるかもしれない!」
「自分のお店を持ちながら、ここを拠点に子ども食堂のサポートもできる!」
そう期待を胸に準備を進めました。しかし、ここでも厳しい現実が待っていました。

チャレンジショップ自体は安く借りられるものの、飲食店として営業するためには、ガスや電気の引き込み、厨房機器の搬入といった「内装・設備工事」をすべて自己負担で行う必要があったのです。さらに盲点だったのが、契約期間が終了した際の「原状回復(スケルトン状態に戻す)義務」でした。限られた出店期間のなかで、高額な設備投資をし、さらに退去時にも費用がかかる……いかに月々賃料が安くとも、このリスクは当時の私たちにとっては大きすぎると判断し、断念せざるを得ませんでした。

結果として出店は諦めましたが、この経験によって「いつかは自分のお店を持ちたい」という想いは、より一層強くなっていきました。

それでも残った「応援したい気持ち」

立て続けに高い壁にぶつかり、落ち込んだ時期もありました。しかし、どれだけ手段に悩んでも、心の中にずっと残り続けたのは「子ども食堂の活動を応援したい、子どもたちの笑顔を増やしたい」という強い気持ちでした。

働きながらでも無理なく続けられる方法、「小さく始められる方法」はないだろうか。そう模索していたとき、あるお菓子の存在が頭に浮かびました。

それが、「ベビーカステラ」です。

ベビーカステラとの出会いと、3つの大きな魅力

夏祭りや花火大会の屋台でいつも行列ができているベビーカステラ。袋いっぱいに抱えて嬉しそうな子どもたちの光景を思い出したとき、「これだ!」と直感しました。ベビーカステラには、子ども食堂や地域を応援する上で大きな魅力があったのです。

  • 子どもが食べやすい一口サイズ:小さな子どもでも手を汚さずに、その場でパクッと食べられる手軽さがあります。
  • 焼きたての甘い香りの効果:お祭りのあの香りには、大人も子どもも自然と引き寄せられる不思議な“魔法”があります。人が集まる空間作りに最適です。
  • シンプルな設備で挑戦可能:キッチンカーや固定店舗に比べ、専用の焼き台と省スペースがあれば始められるため、費用のハードルを劇的に下げられます。

大きな夢を一気に叶えるのは難しくても、この小さな幸せを届けることからなら、今の自分でも一歩を踏み出せる。そう確信しました。

子どもが持っているベビーカステラにその家族が手を伸ばす様子
※画像はイメージです

子どもたちに届ける「安心・安全」へのこだわり

ベビーカステラを提供すると決めてから、私たちは「ただ美味しいだけでなく、子ども食堂に集まる子どもたちが安心して食べられるものを作りたい」と考えるようになりました。

現在は、以下のようなこだわりを持ったベビーカステラにしています。

  • 材料への配慮(1歳未満のお子様への安全性): 市販のベビーカステラやホットケーキには隠し味として「はちみつ」が使われていることが多いですが、乳児ボツリヌス症のリスクを考慮し、私たちのレシピでははちみつを一切使用せずに仕上げることにこだわっています。また、国産の小麦を使用しており安全も一緒に届けられるよう工夫しています。
  • 冷めても美味しい食感の追求 :子ども食堂でお土産として家に持って帰ってから食べる子もいます。家で家族みんなで楽しんでもらうために、「時間が経って冷めても、硬くならずしっとりした食感」を保てるよう、小麦粉の配合や水分の割合を何度も試作しています。

小さな一粒ですが、そこにはたくさんの「安心」「想い」を詰め込んでいます。

おわりに:小さな挑戦から大きな笑顔へ

「EMAnoOKINIIRI」という名前には、エマのお気に入りのおやつが、いつかは地域のみんなのお気に入りになれたらいいなという願いを込めています。

歩みはゆっくりですが、これからの具体的な活動の様子や、出店の記録もこのブログでリアルに発信していきます。もしどこかで「EMAnoOKINIIRI」の看板や、ベビーカステラの甘い香りを見かけたら、ぜひ気軽に立ち寄って声をかけてもらえると、何よりも励みになります☺️

子ども食堂への思いを書いた記事もあるので、
こちらも読んでみてください🍀


また、活動の様子や出店情報はInstagramでも発信しています。
よろしければ、のぞいてみてください✨



EMAnoOKINIIRI
りょうじろう

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